これだけは是非飲んでおきたい!バーボンウイスキーのおすすめ15選

バーボンウイスキー

ワイルドで男っぽいというイメージが強いバーボンウイスキー。最近では居酒屋でもバーボンウイスキーを使ったハイボールが人気で、気軽に楽しむ人が増えています。

バーボンウイスキーといっても、コンビニでも手に入る身近なものからプレミアムなものまで銘柄はさまざまです。

今回は、バーボンウイスキーの楽しみ方や選び方、おすすめの銘柄など紹介します。

バーボンウイスキーとは

世界五大ウイスキーのひとつで、アメリカで造られるアメリカンウイスキーの中でも、最も有名なのがバーボンウイスキーです。

バーボンウイスキーとはどのようなウイスキーなのか、特徴や歴史を紹介します。

バーボンウイスキーの歴史

バーボンウイスキーは、アメリカ・ケンタッキー州のバーボン郡が発祥のウイスキーです。

バーボン郡は、トウモロコシの栽培が盛んで、石灰岩の岩盤層でろ過された良質な水とウイスキー造りにとって好条件がそろった土地です。

バーボンウイスキーは、1789年にプロテスタントのバプティスト派の牧師エライジャ・クレイグがはじめて造ったと言われています。

牧師が造ったバーボンウイスキーは、トウモロコシを主原料として蒸留したお酒を、内側の焦げた樽に入れて保存していたところ、偶然できたと言われています。

当時のバーボンウイスキーは現在のものとはかなり違っていて、1835年にケンタッキー州フランクリンカントリーの医師ジェームズ・クロウが、今日のバーボンウイスキーに近いお酒を造り出したそうです。

バーボンウイスキーの定義

アメリカの法律では、バーボンウイスキーは以下のように定義されています。

  • アメリカ合衆国において製造されたもの
  • 原料となる穀物中にトウモロコシを51%以上含んでいる
  • 内面を焦がしたホワイトオークの新品の樽で熟成
  • アルコール度数80%以下の度数で蒸留
  • 樽に詰める前のアルコール度数は62.5%以下
  • 製品として瓶詰めする際のアルコール度数は40%以上

バーボンウイスキーとスコッチウイスキーの違い

バーボンウイスキーの特徴を、スコッチウイスキーと比較して解説します。

原料の違い

バーボンウイスキーはスコッチウイスキーなど他のウイスキーとは、原料が異なります。

バーボンウイスキーは、法律で定められている通り、トウモロコシを51%以上、他にライ麦、大麦、小麦などの穀物を原料としています。

この点が、スコッチウイスキーなど他のウイスキーと大きく異なる点です。

ウイスキー原料
バーボンウイスキートウモロコシ51%以上
スコッチウイスキーシングルモルト大麦麦芽
シングルグレーントウモロコシ、ライ麦など大麦以外

蒸留方法の違い

バーボンウイスキーは、連続式蒸留器によって蒸留されるのが一般的です(一部単式蒸留器を使っている銘柄もあります)。

連続式蒸留器を使用すると、1回の蒸留で90℃前後と高いアルコール度数のお酒を造ることはできます。しかし単式蒸留器に比べると、原料本来の風味が残りにくくなるようです。

バーボンウイスキーは法律で、蒸留時のアルコール度数が80℃以下と決められていますが、実際にはほとんどの蒸留所では70℃前後で蒸留されています。そのため、バーボンウイスキー独特の力強いトウモロコシの風味が残るのです。

一方、スコッチウイスキーを代表するモルトウイスキーは、昔ながらの単式蒸留器を使って2回または3回蒸留されます。(グレンウイスキーは、連続式蒸留器が使われます)

熟成方法の違い

原料のトウモロコシとともに、熟成に内側を焦がした新品のオーク樽を使用するのが、バーボンウイスキー最大の特徴です。

バーボンの魅力ともいえるバニラ香やスパイシーなフレーバー、濃い色合いは新樽を使っていることによります。

バーボンウイスキーの熟成期間には規定がありませんが、一般的には6年程度で10~12年が限界とされているそうです。

スコッチウイスキーの熟成には、ワインやビール、バーボン、シェリー酒など作った後の古い樽が使われ、スコッチウイスキー法によって最低3年樽で熟成させることが定められています。さらに10~30年と長い年数をかけてじっくりと熟成させます。

瓶詰めする際の違い

バーボンウイスキーは、原酒と水以外に香料や着色用のカラメルなど一切加えていけないと決められています。

一方スコッチウイスキーは、カラメルのみ添加が認められています。

バーボンウイスキーの楽しみ方

バーボンウイスキーの味の特徴は、原料のトウモロコシからくる甘い飲み口。

内側を焦がしたオーク樽で熟成させることから、バニラを思わせるような甘い香りも楽しめます。スコッチウイスキーなどと比較して、熟成年数が少ないため若々しく軽やかです。

バーボンウイスキーの飲み方は、特徴であるバニラのような甘い香りを楽しめるストレートがおすすめです。

そのほかに、水割りやロック、ソーダ割などにしても、バーボンウイスキー特有の香りと味が楽しめます。

バーボンウイスキーの選び方

バーボンウイスキーと一言で言っても、いろいろな銘柄があるので、初心者の方には何を選べば良いのかわからないと思います。そこで、バーボンウイスキーの選び方のポイントを紹介します。

熟成期間

バーボンウイスキーは、他のウイスキーと比べると熟成期間が短いため、ラベルに熟成年数が記載されていないことは多いです。中には8年や12年などのものもあります。

同じ銘柄であっても、熟成期間によって風味や味わいが異なるので、飲み比べを楽しむとよいでしょう。

アルコール度数

法律によって、製品として瓶詰めする際は、アルコール度数を40℃以上にすることが定められているため、ほとんどのバーボンウイスキーのアルコール度数は41℃です。

しかしなかには、50度を超える高いアルコール度数のバーボンウイスキーもあります。

味や香り

バーボンウイスキーの特徴は、甘い飲み口とバニラやカラメルを思わせるような甘い香りですが、銘柄によって味や香りが強いものやマイルドなものなど、いろいろと違いがあります。

ストレート、ロック、水割りなど、どの飲み方をするかによって、自分の好みのバーボンウイスキーを選んでみましょう。

おすすめのバーボンウイスキー15選

それでは、おすすめのバーボンウイスキーを紹介していきます!

I.W.ハーパー 12年

iwハーパー12年

I.W.ハーパーは、ドイツからアメリカに移民として渡ったアイザック・ウォルフ・バーンハイムが、1877年に完成させたバーボンウイスキーです。

I.W.ハーパーという名前は、彼のイニシャルである「I.W.」と親友のフランク・ハーパーからつけられています。

「I.W.ハーパー 12年」は、12年熟成させたプレミアムなバーボンウイスキーで、美しいカットが施されたデキャンタボトルに詰められています。

アーリータイムズ イエローラベル

アーリータイムズ イエローラベル

アーリータイムズが誕生したのは、南北戦争が始まる前の1860年、リンカーン大統領が就任した年。以来、アメリカ国内だけでなく世界各国で愛され続けているバーボンウイスキーです。

アーリータイムズには、イエローラベルとブラウンラベルの2種類がありますが、ブラウンラベルは日本市場向けに開発された商品です。

イエローラベルが伝統を守り続けるロングセラーのアーリータイムズです。

ウッドフォードリザーブ

ウッドフォードリザーブ

ウッドフォードリザーブは、ケンタッキー州最古のウッドフォードリザーブ蒸溜所で作られるスモール・バッチの貴重なバーボンウイスキーです。

一般的なバーボンウイスキーは、連続式蒸留器が使われます。しかしウッドフォードリザーブは、単式蒸溜器のポットスチルを使って、3回蒸溜することで上品な味わいのバーボンウイスキーに仕上がっています。

エヴァン・ウィリアムス 12年

エヴァン・ウィリアムス 12年

1935年に設立されたヘブンヒル蒸留所で作られるバーボンウイスキー。

ケンタッキー州のルイヴィルで、石灰岩から湧き出る水を発見して、最初にトウモロコシを原料にウイスキーを造ったとされる人物「エヴァン・ウィリアムス」にちなんで名前がつけられました。

世界第二位の販売量を誇るバーボンウイスキーで、赤いラベルの「エヴァン・ウィリアムス 12年」は、50.5℃と高いアルコール度数と長期熟成の上品な香りが魅力です。

エライジャ クレイグ スモールバッチ

エライジャ クレイグ スモールバッチ

ケンタッキー州バーズタウンにあるヘヴンヒル蒸留所で作られているバーボンウイスキー。

「バーボンの父」と言われるエライジャ・クレイグ牧師の名前に恥じないようなバーボンウイスキーを造ろうと企画から25年もの歳月をかけて製品化されました。

2017年にはアメリカの「ウイスキー・アドボケート誌」が選出するTOP20ウイスキーで「エライジャクレイグ スモールバッチ」がNo.1に選出されています。

オールド クロウ

オールド クロウ

1835年、ケンタッキー州フランクリンカントリーの医師ジェームズ・クロウが創設した蒸留所で生み出された歴史あるバーボンウイスキー。

爽やかな香りと深い味わいが特徴で、トムソーヤの冒険の作家マーク・トウェインや俳優の松田優作が愛したバーボンウイスキーとして知られています。

ジムビーム

ジムビーム

ドイツから移住したヨハネス・ヤーコブ・ベームが、1795年に「オールド・ジェイク・ビーム」のブランド名で出荷したのが、ジムビームの始まり。以来、200年以上の歴史をホ誇り、1973年からは世界No1の地位を守っています。

大粒で高品質のトウモロコシを原料に用って、代々受け継がれている酵母と伝統の製法で作られます。上品なバニラの香りや味わいのバランスよく調和していて心地よい飲み口が特徴です。

ノアーズ ミル

ノアーズ ミル

ケンタッキー州ネルソン郡バーズタウンで一番小さい蒸留所「ケンタッキー・バーボン・ディスティラーズ」が、原酒を買って独自に熟成させたバーボンウイスキーです。

スモール・バッチでボトリングされていて、地元のウイスキーコンペで1位を獲得など、評価が高くバーボンウイスキー通に好まれています。

バッチによってアルコール度数は変わりますが、50度以上と高いにもかかわらず豊かで心地よい香りと ソフトで複雑な味わいが特徴です。

ノブ クリーク シングルバレル

ノブ クリーク シングルバレル

2014年にイギリスで開催された世界的な酒類コンペティション「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」のウイスキー部門で最高賞「トロフィー」に輝いたバーボンウイスキー。

9年以上熟成させたアルコール度数60℃の力強い味わいのバーボンウイスキーで、選び抜いた厳選した樽のシングルバレルのプレミアムなバーボンウイスキーです。

バッファロートレース

バッファロートレース

1773年に米国で最初に蒸気熱を使用し蒸留を行った近代的蒸留所として建設された、バッファロートレース蒸留所のフラッグシップに位置付けるバーボンウイスキーです。

バッファロートレース蒸留所は、世界的に知られるウイスキー専門誌「ウイスキーマガジン」で、2005~2007の3年連続で「 世界で最も優れた蒸留所」に選出されました。

蒸留所が保有する40万樽の中から8年以上熟成した35〜45樽を選び出して、テイスティングして選定したプレミアムバーボンです。

フォアローゼズ

フォアローゼズ

フォアローゼズは、創設者のポール・ジョーンズJr.が商標登録した歴史あるブランド。

50年以上にも渡って契約している農家から、直接買い取りする厳選した原料を使い、伝統的な製法で作られています。

最低6年以上熟成させたフォアローゼズは、花や果実を想わせるような香りとなめらかな味わいが特徴です。

ブッカーズ

ブッカーズ

ブッカーズはジムビームの最高級ブランド。6代目にあたるマスターディスティラー(蒸留責任者)のブッカー・ノウの最高傑作といわれるバーボンウイスキーです。

そもそも、ビーム家が主催するパーティーで、賓客だけに振るまわれていましたが、あまりにも評価が高いので製品化されました。

6~8年熟成させた樽の中から原酒を厳選してヴァッティング、割水や濾過など一切おこなわずに、そのままボトリングされています。

ブラントン

ブラントン

球形の高級感あるボトルが特徴的なプレミアムバーボン。1984年にケンタッキー州フランクフォード市の市制200年を記念して発売されたブランドです。

バーボンウイスキーは一般的に味を均一化するためにいくつかの樽の原酒をブレンドします。

ところがブラントンは、厳選した樽の原酒をマイナス1度まで冷却して、16枚の特殊フィルターでろ過しボトリングしたシングルバレルバーボンウイスキーです。

メーカーズマーク

メーカーズマーク レッドトップ

アメリカ・ケンタッキー州の小さな蒸留所で造られる、230年の伝統とノウハウを受け継ぐメーカーズマーク。

原料には、一般的に使用されるライ麦ではなく冬小麦を使用しています。冬小麦由来のやさしいまろやかさと絹のようにしなやかな口当たりです。

メーカーズマークの象徴とも言える赤い封蝋は、1本1本ハンドメイドで施しているなど、ボトルデザインも特徴的です。

ワイルドターキー 8年

ワイルドターキー8年

ワイルドターキーは、素材の個性を最大限に活かしたバーボンウイスキー。ボトリングする際の加水を最小限に抑えているため原料本来の風味をしっとりと感じます。

原料となるトウモロコシ、ライ麦、大麦麦芽は、厳しい自主基準をクリアしたものだけを使用。60年以上も受け継がれた自家製の酵母菌株で仕込まれます。

8年以上熟成させた原酒だけをブレンドしたワイルドターキー 8年は、アルコール度数50.5度、パワフルで華やかな味わいです。

おわりに

バニラやカラメルを感じさせるような香りが特徴のバーボンウイスキーですが、銘柄によって香りや味わいは大きく異なります。

今回はおすすめとして15の商品をご紹介しましたが、ぜひいろいろなバーボンウイスキーを飲み比べして、好みの1本を探してみてください。




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