ティーチャーズの代表的な4種類とおすすめの飲み方!基礎知識も解説

ティーチャーズ

ティーチャーズは、スコッチウイスキーを代表する歴史を持つブレンデッドウイスキーです。

焚き火のようなスモーキーな香りが個性的。その誕生は1863年で、以来150年以上もたくさんのウイスキー愛好家に愛されています。

今回は、ティーチャーズの代表的な種類とおすすめの飲み方、さらに歴史や製法などの基礎知識について解説していきます。

ティーチャーズの代表的な4種類

ティーチャーズの代表的な種類を紹介します。種類ごとに味わいが異なるので、それぞれの特徴を理解し、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

ティーチャーズ ハイランドクリーム

ティーチャーズ ハイランドクリーム

ティーチャーズ ハイランドクリームは、ティーチャーズのスタンダードボトルです。

アードモアモルトをキーモルトにし、30種類ものモルトウイスキーと3種類のグレーンウイスキーをブレンドしています。

モルトウイスキーのブレンド比率を高めているため、独特のスモーキーな味わいが特徴です。

ティーチャーズ セレクト

ティーチャーズ セレクト

ティーチャーズ セレクトは、サントリーのブレンダーが監修しており、日本人の味覚に合うように開発したブレンデッドウイスキーです。

2018年に日本限定発売として登場しました。

ハイランドクリームと比べるとスモーキーさが軽いためスコッチウイスキー初心者におすすめです。バランスの良い甘みと旨味があります。

ティーチャーズ ロイヤルハイランド12年

ティーチャーズ ロイヤルハイランド12年

ティーチャーズ ロイヤルハイランド12年は、すでに終売となっているオールドボトルです。インターネット通販などで入手することができます。

ハイランドクリームは、アードモアがキーモルトとして一番多く使われていますが、ティーチャーズ ロイヤルハイランド12年には、グレンドロナックが多く使われています。

12年の長期熟成によりハイランドクリームと比べるとスモーキーさが抑えられて、上品な味わいに仕上がっています。

ティーチャーズ 25年

ティーチャーズ 25年

ティーチャーズ 25年は、25年以上という長期熟成されたモルト原酒、グレーン原酒をブレンドしたブレンデッドウイスキーです。

ティーチャーズの販売を行うサントリーでは、国内向けに販売していないため、並行輸入品をインターネット通販などで入手するしかありません。

25年以上の熟成による、なめらかで深く複雑な味わいが特徴です。

ティーチャーズおすすめの飲み方

ここでは、ティーチャーズのおすすめの飲み方を紹介します。

ストレート

ストレート

氷を入れず常温で飲むストレートは、ティーチャーズ本来のスモーキーな香りや柔らかな味わいを楽しむことができます。

ストレートはアルコール度数が高いので、チェイサーを用意しておきましょう。

ロック

ロック

ロックは溶けた氷によりスモーキーさを緩和し、ティーチャーズのまろやかな味わいを引き出してくれる飲み方です。

使用する氷は、小さなものだと溶けやすいので、溶けにくい大きめの氷を使います。できれば表面積の少ない丸い氷がおすすめです。

作り方
  1. グラスに大きめの氷を入れます。
  2. ティーチャーズを適量注ぎます。
  3. マドラーで軽く混ぜます。
  4. 完成。

※ロックを飲むときは、チェイサーを用意しましょう。

ハイボール

ハイボール

お酒に強くない方は、ソーダで割って飲むハイボールがおすすめ。炭酸の爽やかな口当たりで、すっきりしていて料理にも合わせやすい飲み方です。

少し風味を付けたい場合は、レモンピール(レモンの皮を遠くから絞り香りだけつける方法)がおすすめです。

作り方
  1. グラスいっぱいに氷を入れます。
  2. ティーチャーズを適量注ぎます。
  3. マドラーでしっかり混ぜ、ウイスキーを冷やします。
  4. ソーダを氷にあてないよう注ぎます。(ティーチャーズ1:ソーダ3~4)
  5. マドラーをタテに1回混ぜます。
  6. 完成。

ティーチャーズの基礎知識

150年以上の長きにわたり世界中の人に愛されているブレンデッドスコッチウイスキー「ティーチャーズ」。

ここでは、そんなティーチャーズの歴史や製法について解説していきます。

ティーチャーズの歴史

「ティーチャーズ」の名前は、創業者のウィリアム・ティーチャーに由来します。

彼はグラスゴーのアンダーソン地区にあった食料品店で働いていましたが、店のオーナーを説得して、1832年にウイスキーの販売免許を取得します。

その後、ピカデリー通りに「ドラム・ショップ」をオープン。

ドラム・ショップとは
日本で言うところの立ち飲み屋的なもので、仕事帰りにウイスキーをクィッとひっかけるワンショットバーです。

ドラム・ショップの2号店をオープンさせる頃には、ウイスキーをボトルに詰めて販売するための酒類販売免許も取得します。

1950年代になると、ウィリアム・ティーチャーの経営するドラム・ショップは、20店舗近くのチェーン店に成長。店内でウイスキーを楽しむだけでなく、持ち帰り用にボトル詰めされたウイスキーの販売も軌道にのりました。

安くて美味しいウイスキーを、たくさんの人に楽しんでもらいたいと思っていたウィリアム・ティーチャーは、許可を取り独自のウイスキー開発に乗り出します。

ピートの燻蒸をいっそう深くしたモルトを使ったウイスキー製造に取り組んで、納得できる品質に仕上がるまで試行錯誤を繰り返しました。そうし1863年に完成したのがハイランドクリームです。

ウィリアム・ティーチャーの造るウイスキーは、品質が安定したためスコッチウイスキーの先生(ティーチャー)と称されたそうです。

ティーチャーズの製法

ティーチャーズは、アードモア蒸留所の原酒をキーモルトに、多種多様なモルトウイスキーとグレーンウイスキーがブレンドされています。

スコットランドの北、ケネスモントにあるアードモア蒸留所は、ウィリアム・ティーチャーの息子であるアダム・ティーチャーが、ハイランドクリームにブレンドするモルトウイスキーを造るために、1898年に建設した蒸留所です。

蒸留所は、アバディーンシャーを流れるボギー川の東側にあり、周辺は大麦の産地です。ピートや水の供給が容易で鉄道輸送の便もよく、ウイスキー造りには最高の環境にあります。

スコッチは、スペイサイド、ハイランド、キャンベルタウン、ローランド、アイランズ、アイラと産地によって6つに分類され、それぞれ個性が違います。アードモア蒸留所で生み出されるモルトは、オーソドックスといわれるハイランドモルトの中では異端児と言われるほど個性的です。

アードモア蒸留所では、1970年代の半ば以降はモルティングを外部に委託しています。しかし、ピーテッド麦芽に使用するピートは、セントファーガスで切り出した地元産です。

このピートは、潮風の影響を受けていないため、潮っぽさのない焚き火のような香りのモルトが生み出されるのです。

大麦を水に浸したあとに、モルティングフロアに拡げて、厳密な温度管理のもとで発芽させ伝統的な手法でモルトを作っています。さらに、しっかりとピートで燻した原酒をふんだんに使用しているため、ティーチャーズの個性的な焚き火のようなスモーキーな風味が生まれます。

建設当時、2基だったポットスチルは、1955年にさらに2基、1974年に4基増設されて、現在は8基の銅製ポットスチルが稼働、日本のサントリーホールディングスが所有しています。

まとめ

ティーチャーズはスーパーに置いてあることも多く、代表作であるハイランドクリームは、700mlのボトルで1,270円と気軽に楽しめる価格で、スコッチウイスキー初心者にもおすすめです。

また、日本人の味覚に合わせて開発されたスモーキーさを抑えた「ティーチャーズ セレクト」もあるので、スモーキーが苦手という人は、こちらから飲んでみてはいかがでしょうか。

スコッチウイスキー




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