竹鶴の代表的な6種類とおすすめの飲み方!基礎知識も解説

竹鶴

ジャパニーズウイスキーの父とも呼ばれている、ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝。

その名前を冠しているのが「竹鶴」です。

朝の連続ドラマ「マッサン」を機に大きな話題となり、在庫が追いつかなくなるほど人気を集めました。

今回は、竹鶴の代表的な種類とおすすめの飲み方、さらに歴史や製法などの基礎知識について解説していきます。

竹鶴の代表的な6種類

竹鶴はWWAやISCなどのコンテストで数多くの賞を受賞しています。そのため、人気のあまり在庫が追いつかず、終売となってしまった商品も多いです。

ここではそんな竹鶴の代表的な6種類について解説していきます。

竹鶴ピュアモルト

竹鶴ピュアモルト

「竹鶴ピュアモルト」は現在のスタンダードボトルです。

宮城峡由来の洋梨、メロン、青リンゴなどの果実を彷彿とさせる甘みとなめらかな口当たりが特徴的です。また、しっかりとしたモルトの厚みやピートのコクを感じることができます。

余韻にはビターチョコのようなほろ苦さ、柔らかな樽香が心地よく続きます。

竹鶴12年ピュアモルト

竹鶴12年ピュアモルト

「竹鶴12年ピュアモルト」は、竹鶴の初代スタンダードボトルです。

2014年の2月に終売となってからは希少価値がどんどん増していき、ネット上での価格が高騰しています。

メロン、リンゴ、桃などの果実を彷彿とさせる甘みに加え、バニラの風味が特徴的です。また、後からチョコレートのほろ苦さとピート香を感じられるでしょう。

余韻には若干の酸味と奥深いオークが続きます。

ノンエイジよりも深みがあり、濃縮された味わいのボトルです。

竹鶴17年ピュアモルト

竹鶴17年ピュアモルト

「竹鶴17年ピュアモルト」は、熟成年数が17年以上の原酒を掛け合わせたボトルです。

2020年3月に終売となってしまいました。

バニラやオーク、イチゴジャムのような香りに加え、ハチミツやバニラのような甘みを感じることができます。また、しっかりとウッディな香りの中にピート香を感じられるのも魅力的です。

宮城峡のシェリー樽由来の甘みを強く感じますが、やさしい酸味が味わいを引き締めてくれます。

竹鶴21年ピュアモルト

竹鶴21年ピュアモルト

「竹鶴21年ピュアモルト」は、熟成年数が21年以上の原酒を掛け合わせたボトルです。

こちらも2020年の3月に終売しています。

ピーチやメロン、イチジクといった果実を彷彿とさせる甘みと宮城峡由来の濃厚な香りが特徴的です。また、バニラやキャラメルのような甘い香りを感じることができるでしょう。

余韻には奥深いオークやドライフルーツが続きます。

竹鶴25年ピュアモルト

竹鶴25年ピュアモルト

「竹鶴25年ピュアモルト」は、25年という長期にわたり熟成された原酒を掛け合わせたボトルです。

こちらも残念ながら2020年3月に終売となってしまいました。

ピーチやキャラメル、熟したマンゴーなどの濃厚な甘みに加え、ミルクチョコレートのようなまろやかさが口全体に広がります。

また、甘さの後にはほろ苦く長い余韻が続くでしょう。

果実感とほろ苦さをバランス良く感じられ、長期熟成による円熟味を存分に味わえるボトルです。

竹鶴35年

竹鶴35年

「竹鶴35年」は2007年に1200本限定で販売された希少価値の高いボトルです。

こちらは他の竹鶴と異なり、ブレンデッドウイスキーとなっています。余市蒸溜所と宮城峡蒸留所で造られたモルト原酒以外に西宮蒸溜所で造られたグレーン原酒が掛け合わされているのです。

イチゴジャムやココアの甘みに加え、シナモンのスパイスを感じることができます。また、完熟マンゴーや熟したピーチ、メロンのような濃厚な甘みも特徴的です。

余韻には奥深いオークを感じられます。

ピュアモルトではありませんが、他の竹鶴では味わえない贅沢さを楽しむことができるでしょう。

竹鶴おすすめの飲み方

竹鶴は宮城峡のシェリーと余市のずっしりとしたボディが絶妙に合わさったウイスキーです。口当たりもマイルドで果実のような甘みやピート香も楽しむことができます。

ここでは竹鶴のおすすめの飲み方を紹介します。

ストレート

ストレート

ストレートは竹鶴本来の味わいと香りを楽しみたいという方にオススメの飲み方です。

少しアルコールの刺激はありますが、柔らかい甘みや果実の香りをしっかりと楽しむことができます。

ウイスキーを飲み慣れてないかたでもおいしく飲めるはずです。

ハイボール

ハイボール

ハイボールは竹鶴の華やかさやピート香を強く感じたいという方にオススメの飲み方です。

炭酸水で割ることで竹鶴の香りが開き、他の飲み方では味わえない爽快感を楽しむことができます。

ゴクゴク飲めるハイボールになるので飲み過ぎには注意が必要です。

竹鶴の基礎知識

竹鶴は「余市蒸溜所」と「宮城峡蒸留所」の原酒を掛け合わせて造られたモルトウイスキーです。他のモルトウイスキーと異なり、飲みやすさに大きなこだわりを持っています。

ここでは、そんな竹鶴の歴史や特徴、製法について解説していきます。

竹鶴の歴史

1999年にニッカウヰスキーの代表的な商品である「ブラックニッカ クリアブレンド」が大ヒット。

その後、「モルトウイスキーでありながら、ブレンデッドウイスキーに匹敵する柔らかさを」というコンセプトのもと、竹鶴は造られました。

そして、ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝の死後、2000年に「竹鶴12年ピュアモルト」として発売されたのです。

とことん飲みやすさにこだわった竹鶴。

「山崎」「白州」「余市」「宮城峡」などの有名なモルトウイスキーがそれぞれの蒸溜所の個性を際立たせているなか、それらとは対照的なモルトウイスキーとなっています。

竹鶴の特徴

竹鶴はブレンデッドウイスキーのような柔らかさを追求したモルトウイスキーです。

ブレンデッドウイスキーはトウモロコシなどを原材料とするグレーンウイスキーを掛け合わせます。ただし、竹鶴ではグレーンウイスキーを使用していません。

つまり、ブレンデッドウイスキーのような柔らかさを実現しつつも、原材料はモルト100%であるということです。

ニッカウヰスキーはこのモルト100%のウイスキーを「ピュアモルト」と表現しています。

竹鶴の製法

竹鶴は余市蒸溜所と宮城峡蒸溜所のモルト原酒を掛け合わせて製造されています。

掛け合わせの比率は非公開となっていますが、宮城峡ベースで余市のシェリー樽が香り付に使用されているとの見方が多いようです。

「シングルモルト宮城峡」に似た味わいとなっており、華やかな香りとフルーティさを感じることができます。

石炭の直火焼きされた力強い味わいを持つ「余市」。

華やかな香りと味わいが特徴的な「宮城峡」。

これらの異なる2つの原酒を見事なバランスで掛け合わせることで、複雑でありながら飲みやすい竹鶴が生まれたのです。

まとめ

今回は竹鶴の代表的な種類やおすすめの飲み方、そして基礎知識について解説しました。

竹鶴はWWAやISCといったコンテストで数々の賞を受賞し、世界的にも高い評価を受けているウイスキーの1つです。その人気から現在は品薄状態が続き、終売となってしまったボトルも数多くあります。

ジャパニーズウイスキーの父とも呼ばれる竹鶴政孝のこだわりが詰まった竹鶴。ぜひ1度、味わってみてください。




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