響ウイスキーの種類と味|おすすめの飲み方も紹介

響ウイスキー

サントリーの創業90周年という記念の年に造られた「響」。二代目マスターブレンダーの佐治敬三氏が、”最高峰”と呼ぶにふさわしい日本のウイスキーを目指し造られました。

日本の豊かな自然が育んだ原酒をブレンドした「響」は、数多くのコンテストで入賞を果たしており、世界的に見ても有名なウイスキーです。

今回は、響ウイスキーの種類とおすすめ飲み方、さらに歴史や製法などの基礎知識について解説します。

響ウイスキーの種類

ここでは販売中、終売品をあわせた響ウイスキーの種類を紹介します。

それぞれの情報についてまとめた一覧表は下記の通りです。

商品画像響 JAPANESE HARMONY響 12年響 17年響 21年響 30年響 BLENDER'S CHOICE響 DEEP HARMONY
商品名響 JAPANESE HARMONY響 12年響 17年響 21年響 30年響 BLENDER’S CHOICE響 DEEP HARMONY
種類ブレンデッドブレンデッドブレンデッドブレンデッドブレンデッドブレンデッドブレンデッド
アルコール度数43%43%43%43%43%43%43%
容量700ml700ml700ml700ml700ml700ml700ml
商品リンク

ウイスキーは、原料や製造方法などによって味わいや香りに変化が生じます。次項以降でそれぞれの特徴を紹介するので響ウイスキーを選ぶときの参考にしてください。

響 JAPANESE HARMONY

響 JAPANESE HARMONY
原産国日本
種類ブレンデッド
アルコール度数43%
容量700ml
価格帯約12,000円

「響 ジャパニーズハーモニー」は、響ウイスキーのレギュラーボトルです。日本の四季、自然、日本人の繊細な感性、日本の匠の技が総動員して生み出されました。

このボトルの最大の特徴として、ノンエイジであるということがあげられます。

ノンエイジ
ラベルに熟成年数の記載がないもの

ノンエイジウイスキーには大きな魅力があります。それはブレンドです。

通常であれば、同じ年の原酒をブレンドするのですが、ノンエイジにはその縛りがなく、ブレンダーの個性やこだわりが存分に発揮されます。

そのため、唯一無二の価値を提供することができるのです。

「響 ジャパニーズハーモニー」は、オレンジピールチョコレートやハチミツのような甘さとライチや熟成した樽の香りが特徴的です。また、余韻には、ほのかなミズナラを感じられます。

日本の美の結晶ともいえる、このウイスキーをぜひ飲んでみてください。

響 12年

響 12年
原産国日本
種類ブレンデッド
アルコール度数43%
容量700ml
価格帯約90,000円

「響 12年」は、ジャパニーズハーモニーの前に販売されていたボトルです。現在は、生産を終了しています。

このボトルの最大の特徴は、梅の樽で後熟していることです。この後熟により、口に近づけたときに感じる梅酒の香りや口に含んだときの上品な味わいを実現しています。

また、酸味のあるフルーツ、スモーク感、優しい甘味など、様々な味わいを楽しむことができます。飲んだあとに感じられる柑橘系の余韻も魅力的です。

かなり値段が高騰しており、手に入れづらいとは思いますが、見かけたときにはぜひ飲んでみてください。

響 17年

響 17年
原産国日本
種類ブレンデッド
アルコール度数43%
容量700ml
価格帯約70,000円

「響 17年」は、サントリー創業90周年の1989年に販売された、響ウイスキー初のボトルとなります。熟成の関係上、現在は販売を休止中です。

酒齢17年以上の長期にわたり熟成されたモルト・グレーン原酒をブレンドし、後熟して製造されています。

バラや桃、バニラといった甘くて華やかな香りに加え、長期熟成により得られた上品な樽の香りが特徴的です。また、カスタードクリームの甘さや果実のような余韻を楽しむことができます。

響 21年

響 21年
原産国日本
種類ブレンデッド
アルコール度数43%
容量700ml
価格帯約80,000円

「響 21年」は、酒齢21年以上の長期熟成されたモルト・グレーン原酒を厳選して、ブレンドされたボトルです。

山崎蒸溜所のシェリー樽原酒がキーモルトとなっています。

レーズンやドライマンゴーのようなフルーティな香りと長期熟成によるなめらかな口当たりが特徴的です。また、ビスケットやトフィーのような甘みとスパイシーな味わいも魅力の1つとなっています。

響 30年

響 30年
原産国日本
種類ブレンデッド
アルコール度数43%
容量700ml
価格帯700,000円~

「響 30年」は、年間数千本しかつくられない希少価値の高い数量限定のボトルです。

酒齢30年以上の超長期熟成されたモルト・グレーン原酒を厳選してブレンドされています。数が少ないこともあり、すべて手作業でおこなわれるようです。

マンゴーや杏のような香りとバニラのとろりとした味わいが特徴となっています。また、熟した果実のような長く深い余韻を感じられるのも魅力的です。

響 BLENDER’S CHOICE

響 BLENDER'S CHOICE
原産国日本
種類ブレンデッド
アルコール度数43%
容量700ml
価格帯約14,000円

「響 BLENDER’S CHOICE」は、「響 17年」の販売休止と同じタイミング発売されたノンエイジのボトルです。

平均酒齢15年のモルト・グレーン原酒をブレンドしてつくられています。酒齢30年を超える超長期熟成の原酒もブレンドされているため、なめらかで深い味わいを楽しむことができるでしょう。

野いちごや白桃といったフルーティな香りとやわらかな甘味、心地の良い酸味が特徴的です。甘さとほろ苦さといった余韻を感じられます。

飲料店向けに販売されているため、一般の方はネットショップで購入すると良いでしょう。見かけたときには、ぜひ1度お試し下さい。

響 DEEP HARMONY

響 DEEP HARMONY
原産国日本
種類ブレンデッド
アルコール度数43%
容量700ml
価格帯300,000円~

「響 DEEP HARMONY」は、2013年に全国3500本限定で販売されたボトルです。

「響 17年」をベースに白州のワイン樽モルト原酒、知多のシェリー樽グレーン原酒をブレンドしてつくられています。

ブラックベリーやラズベリーのような香りとブドウやレーズンのような酸味のある味わいが特徴的です。また、アルコールの刺激はほとんどなく、上品な余韻を楽しむことができるでしょう。

限定販売ということもあり、かなり値段が高騰しています。手に入れるのは難しくとも、お目にかかったときには、ぜひ飲んでみてください。

響ウイスキーおすすめの飲み方

響ウイスキーは、どんな飲み方をしてもおいしくいただくことができます。

ここでは、その中でも特におすすめの飲み方を紹介していきます。

ストレート

ストレート

ストレートは、響ウイスキーの本来の味や香りを存分に楽しみたいという方におすすめな飲み方です。

響ウイスキーには長期熟成のものが多く、ストレートで飲むのにピッタリです。また、お水を少しずつ足していくと、香りや味わいの変化を楽しむことができます。

ストレートで飲む時は、チェイサーを用意しておくとよいですね。

ロック

ロック

ロックは、一口ごとに味の変化を感じたい方にオススメです。

氷が溶けるたびに、味や香りが変化し、響ウイスキーのさまざまな姿を感じることができるでしょう。

氷はできるだけ、溶けづらい大きいものを使うことをおすすめします。また、こちらもストレートと同様、チェイサーを用意しておくとよいですね。

作り方
  1. グラスに大きめの氷を入れます。
  2. ウイスキーを適量注ぎます。
  3. マドラーで軽く混ぜます。
  4. 完成。

水割り

水割り

水割りは、加水しても崩れない、響ウイスキーならではの味わいを楽しみたい方にオススメです。

響ウイスキーが持つ「甘みのある味わいと上品な香り」は、加水しても崩れずに、伸びていきます。また、さまざまな料理の引き立て役にもなるでしょう。

ゆっくりとしたいときは、響ウイスキーの水割りで上品な時間を楽しんでください。

作り方
  1. グラスいっぱいに氷を入れます。
  2. ウイスキーを適量注ぎます。
  3. ミネラルウォーターを注ぎます。(ウイスキー1:天然水2~2.5)
  4. マドラーでしっかり混ぜます。
  5. 完成。

響ウイスキーについて

響ウイスキーは、サントリーが製造、販売するブレンデッドウイスキーです。ジャパニーズウイスキーなのに高級という、今までにないテーマで生み出されました。

ここでは、響ウイスキーの歴史や特徴、製法について解説していきます。

響ウイスキーの歴史

1992年、サントリー創業者の鳥井信治郎は「日本人の感性で、世界に愛されるウイスキーをつくる」という熱い志のもと、日本発のウイスキー蒸溜所「山崎蒸溜所」を建設します。

これこそが、日本のウイスキーづくりと響ウイスキーの歴史の始まりです。

信治郎は、スコットランドの手法を手本にし、日本人の味覚にあった味と香りを求め、試行錯誤を重ねていきました。その結果、生み出されたのが、「白札」「角瓶」「オールド」など、数々のブレンデッドウイスキーです。

しかし、信治郎の代では、響ウイスキーは生み出されていません。響ウイスキーを生み出したのは、信治郎の志を受け継いだ次男の佐治敬三です。

サントリーが創業90周年を迎えた記念の年である1989年に「響」ウイスキーは誕生しました。

そして、響に込められた志を受け継ぎながら、現代も挑戦を続けているのです。

響ウイスキーの特徴

響ウイスキーは、「日本人の感性で、世界に愛されるウイスキーをつくる」という志のもと生み出されたということもあり、日本の文化と深く共鳴しています。

どれも、特別限定品ではありますが、有田焼や九谷焼などでつくられたボトルや人間国宝がデザインしたボトルなどに響ウイスキーを入れて、販売されたことがあります。

また、そういった特別なものでなくても、響ウイスキーのボトルには24面カットが施されていたり、越前和紙を用いたラベルを使用していたりと、そのデザインには日本らしさが満ちています。

ウイスキーの味や香り以外の部分でも、日本らしさ楽しむことができるものは、響ウイスキー以外にはないでしょう。

響ウイスキーの製法

響ウイスキーは、山崎蒸溜所、白州蒸溜所、知多蒸溜所、この3つの蒸溜所で熟成させた原酒をブレンドして製造されています。この3つの蒸溜所は、どれもサントリーが所有するものです。

山崎蒸溜所と白州蒸溜所では、モルトウイスキーが熟成させられ、知多蒸溜所ではグレーンウイスキーが熟成させられています。

こうしてつくられた原酒をマスターブレンダーが舵を取って、ブレンドし、響を生み出しているのです。

また、このブレンドでは、貯蔵所にある80万個以上の樽から、状態の良いものを厳選して使っていると言われており、響ウイスキーに込められた想いとこだわりの強さを感じることができます。

まとめ

響ウイスキーは、日本の誇る、世界的にも有名なブレンデッドウイスキーです。数々のコンテストで受賞を経験していることからも、その価値の大きさを感じることができます。

サントリー創業者である鳥井信治郎から代々受け継がれた「日本人の感性で、世界に愛されるウイスキーをつくる」という志は、今も顕在です。

みなさんも、ぜひ1度は響ウイスキーを飲んでみてください。




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