アーリータイムズの代表的な5種類とおすすめの飲み方!基礎知識も解説

アーリータイムズ

俳優の優松田優作さんが、こよなく愛したウイスキーとして知られる「アーリータイムズ」。

世界各国で愛飲されているアーリータイムズですが、日本でも古くから多くのウイスキー愛好家に親しまれている銘柄です。

今回は、アーリータイムズの代表的な種類とおすすめの飲み方、さらに歴史や製法などの基礎知識について解説していきます。

アーリータイムズの代表的な5種類

アーリータイムズの代表的な種類を紹介します。種類ごとに味わいが異なるので、それぞれの特徴を理解し、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

アーリータイムズ イエローラベル

アーリータイムズ イエローラベル

アーリータイムズ イエローラベルは、アーリータイムズの伝統を守り続けているスタンダードボトルです。

ココナッツシェルから作った活性炭でろ過して、熟成中にできた不純物を除去しているので、スムースでキレの良い味わい。ライトな口当たりとトウモロコシの甘い香りが特徴です。

ストレートやオンザロックはもちろん、たっぷりのミントを入れてミントジュレップで飲むのもおすすめです。

アーリータイムズ ブラウンラベル

アーリータイムズ ブラウンラベル

アーリータイムズ ブラウンラベルが登場したのは1996年と、まだ歴史の浅いボトルですが日本ではイエローラベル同様に高い人気を誇っています。

イエローラベルに使われる原酒に、マスターブレンダーが厳選を重ねたブラウンラベル専用の原酒をブレンド。

通常のろ過に加えて、ピートをベースにした活性炭でろ過をすることで、強い香りとまろやかな味に仕上がっています。

アーリータイムズ 354

アーリータイムズ 354

アーリータイムズ 354の”345”とは、アーリータイムズを造るプラントが取得した連邦政府の許可番号がNo354だったことからつけられました。

禁酒法時代のボトルの復刻版で、リリースされたのは2011年です。

熟成年数は4年で、特別な樽を選んで40%に加水して調整。昔ながらの製法で造られています。イエローラベルと比べると、ライトでフルーティーな味わいと香りです。

アーリータイムズ ブラインドアーチャー

アーリータイムズ ブラインドアーチャー

アーリータイムズ ブラインドアーチャーは、2012年にアーリータイムズのフレーバーシリーズとひとつとしてリリースされました。

アーリータイムズをベースに、青リンゴとシナモンのフレーバーが加えられています。日本の酒税法上ではウイスキーではなくリキュールとして表示されますが、ウイスキー初心者も気軽に楽しむことができます。

アーリータイムズ ファイヤーイーター

アーリータイムズ ファイヤーイーター

アーリータイムズ ファイヤーイーターも、アーリータイムズにシナモンリキュールとブラウンシュガーを加えたフレーバードウイスキーです。

ホットでスパイシーで滑らかな味わいで、カクテルのベースとしてもおすすめです。

アーリータイムズおすすめの飲み方

ここでは、アーリータイムズのおすすめの飲み方を紹介します。

ロック

ロック

ロックは香りは落ち着きますが、冷やすことで口当たりをよくするとともに、アルコールの刺激を和らげてくれる飲み方です。

使用する氷は、小さなものだと溶けやすいので、溶けにくい大きめの氷を使います。できれば表面積の少ない丸い氷がおすすめです。

作り方
  1. グラスに大きめの氷を入れます。
  2. アーリータイムズを適量注ぎます。
  3. マドラーで軽く混ぜます。
  4. 完成。

※ロックを飲むときは、チェイサーを用意しましょう。

ミントジュレップ

ミントジュレップ

ミントジュレップは、アメリカ南部では古典的なカクテルです。

グラスに露がつくまで、クラッシュドアイスをしっかりステアするのがコツ。ほんのりとした甘さと、ミントのさわやかな香り、とても飲みやすいカクテルです。

作り方
  1. グラスにミントの葉とガムシロップ(15ml)を入れます。
  2. ソーダまたはミネラルウォーター(20ml)を注ぎ、ミントを軽くつぶすようにステアします。
  3. アーリータイムズ(45ml)を注ぎます。
  4. ステアしながらクラッシュドアイスを2~3回に分けて入れます。
  5. 最後に山のようにクラッシュドアイスをもって、ミントを飾ります。
  6. 完成。

アーリータイムズの基礎知識

アーリータイムズは、160年以上にわたりアメリカで飲み続けられているバーボンウイスキー。

ここでは、そんなアーリータイムズの歴史や製法について解説していきます。

アーリータイムズの歴史

アーリータイムズが誕生したのは1860年。

蒸留所が造られたのは、アメリカ合衆国ケンタッキー州の当時中心地であったアーリータイムズ・ステーションと呼ばれる村でしたが、間もなくケンタッキー州のルイヴィルという街に移されます。

ルイヴィルには、1870年代以降たくさんのウイスキー蒸留所が集まって、現在でもバーボンの街として世界中に知られています。

1920年になると禁酒法が施行され、ルイヴィル地区にあった50もの蒸留所のほとんどが存続の危機を向かえます。

この危機を救ったのは従業員であったサールズ・ルイス・ガスリーでした。

彼は、私財を投げ打ってアーリータイムズの商標権、在庫を買い取り、秘密の倉庫にウイスキーを隠すことで、伝統を途切れさせなかったのです。

その後アーリータイムズは、医師が処方する薬用のウイスキーとして認められたことによって、アメリカ合衆国で有数の販売量を誇るウイスキーとして成長しました。

ケンタッキーダービーとアーリータイムズ

もうひとつ、アーリータイムズを有名にしているのは、毎年5月の第1土曜日にルイヴィル郊外のチャーチルダウンズ競馬場で開催される「ケンタッキーダービー」です。

1875年に始まった「ケンタッキーダービー」は、アメリカ人にとって欠かせない国民的なビッグイベントです。

このケンタッキーダービーで振る舞われるのが、アーリータイムズを使った「ミントジュレップ」というカクテル。

アーリータイムズとたっぷりのミントで作る「ミントジュレップ」は、ケンタッキーダービーのオフィシャルドリンクとなっていて、ダービー開催期間中にはなんと8万杯も飲まれるそうです。

アーリータイムズの製法

アーリータイムズの原料には、インディアナ州で収穫される良質なトウモロコシやライ麦・大麦が使用されています。

仕込みや加水に使用されている水は、ライムストーンと呼ばれる石灰岩の地盤を通ることで、カルシウムやカリウムなどのミネラルが豊富に含まる「ライムストンウォーター」と呼ばれる硬水です。

その後、連続式蒸留機でじっくりと蒸留された原酒は、ブラウン・フォーマン社が所有するクーパレッジで作られた樽で、長い時を過ごし熟成を待ちます。

アメリカではケンタッキーウイスキーとして販売

アメリカでは、法律によってバーボンの定義が決められています。この定義を満たしていないウイスキーは、バーボンと名乗ることができません。

その定義は次の通りです。

  • 原料にトウモロコシを51%以上使用
  • 内側を焦がしたオークの新樽で2年以上熟成
  • アルコール度数80度以下で蒸留
  • アルコール度数62.5度以下で樽詰めし、熟成

実は、アメリカ国内で流通しているアーリータイムズは、新品ではないオーク樽(リフィル樽)で熟成させた原酒を20%以上使用しています。

そのため正式なバーボンとしてではなく、ケンタッキーウイスキーとして販売されています。

一方で、日本で販売されている輸出用のウイスキーは、バーボンの規格を保持しているため「ケンタッキー・ストレート・バーボンウイスキー」と名乗ることができます。

まとめ

伝統的なバーボンウイスキーを楽しみたい方におすすめのアーリータイムズは、日本でも人気で、多くのファンがいます。

アーリータイムズには開拓時代という意味もあるので、古き良きアメリカ開拓時代に思いをはせながらアーリータイムズを味わってみてはいかがでしょうか。




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