カリラの代表的な7種類とおすすめの飲み方!基礎知識も解説

カリラ

カリラと聞いても、ウイスキー愛好家の人以外には、あまり馴染みがないかもしれません。

しかし、カリラはスコッチウイスキーの聖地とも言われるアイラ島で最大の蒸留所で生み出される、シングルモルトウイスキーです。

今回は、カリラの代表的な種類とおすすめの飲み方、さらに歴史や製法などの基礎知識について解説していきます。

カリラの代表的な7種類

カリラの代表的な種類を紹介します。種類ごとに味わいが異なるので、それぞれの特徴を理解し、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

カリラ 12年

カリラ12年

「カリラ 12年」は、カリラの商品ラインナップの中では、スタンダードボトルの位置づけになっているウイスキーです。

アイラモルトの特徴であるスモーク感やピート香、ヨード臭。その中にかすかなフルーティな香り感じられます。

カリラ 15年 アンピーテッド 2018エディション

カリラ 15年 アンピーテッド 2018エディション

「カリラ 15年 アンピーテッド 2018エディション」は年に1回、1バッチだけみボトリングされる、仕込みの際にピートを炊かずに仕上げたアンピーテッドのモルトウイスキーです。

ファーストフィルのバーボン樽で15年間熟成しカスクストレングスでボトリングしています。

カリラ 18年

カリラ 18年

「カリラ 18年」は、2002年にヒドゥンモルトシリーズとリリースされてから定番の商品となっていました。

その後は終売し、現在は年に1度、数量限定で発売されています。

カリラの特徴でもあるピート臭が、カリラ12年と比べると軽く、フルーティさと甘みを強く感じます。

カリラ カスクストレングス

カリラ カスクストレングス

「カリラ カスクストレングス」は、カリラ12年・18年と共にヒドゥンモルトシリーズとリリースされました。

カスクストレングスとは、アルコール度数を調整せず樽のままという意味です。

現在は国内では正規販売されていないため、並行輸入品をインターネット通販などで入手するしかありませんが、60度以上という強い個性を感じることができます。

カリラ 25年

カリラ 25年

「カリラ 25年」は、2010年に14000本の限定で発売されました。

カリラ12年や18年と比べると、濃いゴールドの色をしています。カリラの特徴であるスモーキーさに、長期熟成ならではのフルーティな甘さを味わえます。

カリラ モッホ

カリラ モッホ

「カリラ モッホ」は、ディアジオ社が運営するシングルモルト愛好家のためのグループ「フレンズ・オブ・クラシック・モルト」の会員向けにボトリングされた限定ウイスキーですす。

モッホとはゲール語で夜明けを意味しています。

熟成年数表記が無いノンエイジですが、8年程度の原酒を使っています。そのため、カリラ12年と比べると軽めの香りと味わいです。

カリラ ディスティラーズ エディション

カリラ ディスティラーズ エディション

「カリラ ディスティラーズ エディション」は、非常に甘口のモスカテルシェリーの樽を使って1年追熟しているため、カリラらしいスモーキーさの中にベリー系の甘い香りを感じます。

ディスティラーズ エディションは、ディアジオ社が年に1度リリースする数量限定販売のシリーズです。

ボトリングする前の3か月から半年ほど、元の樽とは違うシェリーやワインの熟成などに使用された樽でカスクフィニッシュを行っています。

カリラおすすめの飲み方

ここでは、カリラのおすすめの飲み方を紹介します。

ストレート

ストレート

氷を入れず常温で飲むストレートは、カリラ本来の香りや味わいを楽しむことができます。

ストレートはアルコール度数が高いので、チェイサーを用意しておきましょう。

ロック

ロック

ロックは香りは落ち着きますが、冷やすことで口当たりをよくするとともに、アルコールの刺激を和らげてくれる飲み方です。

使用する氷は、小さなものだと溶けやすいので、溶けにくい大きめの氷を使います。できれば表面積の少ない丸い氷がおすすめです。

作り方
  1. グラスに大きめの氷を入れます。
  2. カリラを適量注ぎます。
  3. マドラーで軽く混ぜます。
  4. 完成。

※ロックを飲むときは、チェイサーを用意しましょう。

ハイボール

ハイボール

お酒に強くない方は、ソーダで割って飲むハイボールがおすすめ。炭酸の爽やかな口当たりで、すっきりしていて料理にも合わせやすい飲み方です。

少し風味を付けたい場合は、レモンピール(レモンの皮を遠くから絞り香りだけつける方法)がおすすめです。

作り方
  1. グラスいっぱいに氷を入れます。
  2. カリラを適量注ぎます。
  3. マドラーでしっかり混ぜ、ウイスキーを冷やします。
  4. ソーダを氷にあてないよう注ぎます。(カリラ1:ソーダ3~4)
  5. マドラーをタテに1回混ぜます。
  6. 完成。

カリラの基礎知識

面積約600平方キロメートルと小さな島だが、いくつもの有名な蒸留所がありスコッチウイスキーの聖地とも呼ばれるアイラ島。

このアイラ島にあるカリラ蒸留所で造られるシングルモルトウイスキーが「カリラ」です。

ここでは、そんなカリラの歴史や製法について解説していきます。

カリラの歴史

カリラ蒸留所は、ヘクター・ヘンダーソンによって1846年設立されました。

その後、買収や倒産、操業停止などを繰り返しますが、1974年までに熟成庫を除く全ての施設を改築、ポットスチルを6基に増設してアイラ島最大の蒸留所となりました。

現在は、ギネス社とグランドメトロポリタン社の合併によって誕生したディアジオ社の傘下になっています。

カリラ蒸留所は、650万リットルとアイラ島最大のウイスキー生産量を誇っています。しかしそのほとんどが、ジョニーウォーカーなどディアジオ社が製造するブレンデッドウイスキー用としての提供です。

シングルモルトウイスキーとして出荷されるのは生産量のわずか5%ほどです。

そんなカリラ蒸留所が、一躍注目されるようになったのは、2002年にヒドゥンモルトシリーズとしてカリラ12年・18年・カスクストレングスの3種類が発売されてからのこと。

なお、ヒドゥンモルトシリーズとは、ディアジオ社が販売しているウイスキーのシリーズ化の名称です。ヒドゥンモルトとは、隠れたモルトという意味を持っていて、ブランド名より味を重視してボトリングが行われました。

カリラの製法

カリラ蒸留所では、イスレイ島のボートエレンで収穫した麦芽を使っています。

仕込み水には、蒸留所のすぐ裏にあるロッホ・ナム・バン湖から浸み出した湧水を使用。この湧き水は、ピートの地層を通っているため、仕込み水自体にピート感があります。これこそがカリラ蒸留所で造られるウイスキーの特徴です。

ウイスキー造りでは仕込み水の他にも、気化させたアルコールを冷却して液体にするために、大量の冷却水が必要となります。

カリラ蒸留所では、この冷却水に海水を利用しています。海水を利用している蒸留所は、世界でもここカリラ蒸留所だけです。

まとめ

スモーキーさとピート臭が特徴のアイラモルト。その中でも、近年特に注目されているのがカリラです。

強烈な個性が特徴のアイラモルトですが、カリラはフレッシュで甘くフルーティ、スムーズなボディで飲みやすく、ウイスキー初心者の方にもおすすめです。

名前の由来となったアイラ海峡の景色を想像しながら飲んでみてはいかがでしょうか。

スコッチウイスキー




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