バランタインとは?代表的な8種類とおすすめの飲み方を紹介

バランタイン

スコッチウイスキーを代表する銘柄の「バランタイン」。

熟成年数やブレンド、フィニッシュが異なるさまざまな製品がラインナップされています。

今回は、バランタインの歴史や代表的な8種類、おすすめの飲み方を紹介します。

バランタインとは

バランタインは、スコッチウイスキーを代表する銘柄で、スコッチではジョニーウォーカーに続く第2位の売上を誇ります。

創業以来、190年以上も伝統を味わいを守ってきたバランタインの歴史やこだわりの製法について紹介します。

バランタインの歴史

バランタインの始まり

創業者のジョージ・バランタインが、エディンバラに後のバランタインの前身となる小さな食料品店を開いたのは1827年のこと。

1853年、友人のアンドリュー・アッシャーが、熟成年数の異なるモルトウイスキーをヴァッティングしたブレンデッドウイスキー「アッシャーズ・オールド・ヴァッテッド・グレンリベット」を考案します。

当時は、モルト原酒とグレーン原酒をブレンドすることは禁止されていました。しかし、1860年に法律が改正されたことにより、ブレンドが認められます。

法律改正をきっかけに、ジョージ・バランタインは初代マスターブレンダーとしてブレンドの技術を磨き始めたのです。

その後、1895年にはヴィクトリア女王から、英国王室御用達の称号を授与されたことでバランタインの評価は高まっていきました。

バランタイン 17年の誕生

バランタインのラインナップの中でも、不朽の名酒と言われるのが「バランタイン 17年」です。

製造に関わったのは、ジョージ・バランタインからバランタイン社の経営を引き継いだジェームス・バークレー。マスターブレンダーのジョージ・ロバートソン。生涯をウイスキー研究に捧げたジェームス・ホーン。

この3人が、テイスティングを重ねながら「究極の年代ものスコッチには17年以上の熟成原酒が最適である」との結論から生み出し、究極のブレンデッド・スコッチが発売されたのは1937年です。

発売から80年以上、バランタイン 17年は今も変わらず世界中のウイスキー愛好家を魅了して「ザ・スコッチ(The Scotch)」と称えられています。

バランタインの製法

バランタインは、スコットランド各地のモルト原酒をヴァッティングして、さらにはグレーン原酒をブレンドしてつくられています。バランタイン17年では、40種類を超える原酒が使用されています。

このブレンドのレシピを決定するのがマスターブレンダーです。バランタインの現在のマスターブレンダーは、5代目のサンディー・ヒスロップ氏。

マスターブレンダーの仕事は、各蒸留のモルトウイスキーをチェックして指示を出すこと。平均すると1日150種類ほど、繁忙期には3日間で1,000種類近くものモルト原酒をチェックします。

こうしてマスターブレンダーが厳選したモルト原酒とグレーン原酒をブレンドして長期間樽で熟成させ生まれるのがスコッチの最高峰であるバランタインです。

バランタインの代表的な8種類

バランタインには、スコッチのベストセラーと言われるファイネストから長期熟成の21年、30年、日本限定発売の17年トリビュートリリースなど8タイプがラインナップされています。

それぞれの特徴をご紹介しましょう。

バランタイン 12年

バランタイン 12年

「バランタイン 12年」は、厳選した40種類以上のモルト原酒やグレーン原酒をブレンドし、最低12年以上もの長い間、樽で熟成させたブレンデッドスコッチウイスキーです。

数々の世界的な酒類品評会で高い評価を受けて賞を受賞。2019年の「インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション(IWSC)」では金賞を受賞しています。

ハチミツやバニラのような甘く華やかな香りと複雑でありながらもバランスの取れた味わい。フィニッシュにはかすかに潮の香りを感じます。

バランタイン 17年

バランタイン 17年

1937年の発売以来、世界中のウイスキー愛好家から「ザ・スコッチ(The Scotch)」と称えられているのが「バランタイン 17年」です。

スコットランド各地の蒸留所で作られるモルト原酒とグレーン原酒から40種類以上を厳選してブレンド、樽に詰めて17年以上もの長期間熟成させています。

2018年、2020年の「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)」では金賞。2017年のIWSC金賞など、さまざまな世界的な酒類品評会で賞を受賞しています。

バニラ香と樽香のバランスの良い気品ある香りで、オーク樽とピート香のスモーキーさある力強い味わい。フィニッシュにはかすかな潮の香りを感じさせます。

バランタイン 21年

バランタイン 21年

「バランタイン 21年」が発売されたのは2007年。まだ歴史はそれほど長くありませんが、2009年の「The Scotch Whisky Masters」金賞を始め、2020年のISC金賞と既に数々コンテストで高い評価を得て賞を受賞しています。

最低21年と長期熟成による滑らかでスムースな口当たりが味わえます。現マスターブレンダーのサンディ・ヒスロップ氏が生んだ傑作。

花のように華やかでハチミツのような甘い香りに、洗練された味わいのなめらかなミディアムボディ、ドライシェリーの様なフィニッシュが特徴です。

バランタイン 30年

バランタイン 30年

30年以上もの長い間、樽の中で静かに熟成を重ねた「バランタイン 30年」は、まさにバランタインの最高峰です。長期熟成によって生まれた複雑で芳醇な味わいは、世界のウイスキー愛好家の憧れです。

2015年、2018年にはIWSCで最優秀金賞、2020年にはISCで金賞を受賞するなど、今まで数々の賞を受賞しています。

30年の歳月を感じさせる深い黄金色をしており、味わいは力強く豊かで複雑でありながらも柔らかく芳醇です。

バランタイン ファイネスト

バランタイン ファイネスト

バランタインの数あるラインナップの中でも、スタンダードで手軽に楽しめるのが「バランタイン ファイネスト」です。

スタンダードでありながらも、3つのキーモルトを含めて40種類以上のモルト原酒が使われていて豊かでなめらかな味わいです。

2020年のISCでは金賞を受賞。スコッチらしいスモーキーさ、クリーミーな甘さ、バニラ香が見事に調和しています。

バランタイン マスターズ

バランタイン マスターズ

「バランタイン マスターズ」は、2014年6月に発売が開始された比較的新しいウイスキーです。

3代目マスターブレンダーのジャック・ガウディが、プライベートで楽しむためにブレンドしたウイスキーを再現しています。

グレンバーギーやミルトンダフといった長期熟成のモルト原酒に若い軽やかなグレーン原酒をブレンドすることで、甘くフルーティーな香味となめらかな口当たりをつくりだしています。

バランタイン バレルスムース

バランタイン バレルスムース

2019年4月に発売された「バランタイン バレルスムース」は、専用にブレンドされた原酒を、内側を焼き上げたアメリカンオークの樽でフィニッシュさせることで、香り高く深みのあるスムースな味わいを生み出しています。

フルーティーさとバニラ香、かすかなスモーキーな香りに、スムースでクリーミーな口当たりが特徴です。

バランタイン 17年 トリビュートリリース

バランタイン 17年 トリビュートリリース

「バランタイン 17年 トリビュートリリース」は、日本限定発売の特別なバランタイン17年。

アメリカンオーク樽に加え、ヨーロピアンオーク樽とファーストフィルのアメリカンオーク樽で原酒を熟成。冷却ろ過をしない「ノンチルフィルタード製法」で、厳選した原酒の贅沢で豊かな味わいを活かしています。

マスターブレンダーであるサンディー・ヒスロップ氏のこだわりによって生まれた特別なスコッチです。

バランタインおすすめの飲み方

バランタインと相性のよい飲み方や自分の好きな飲み方を見つけられると、より楽しむことができるでしょう。

では、バランタインのおすすめの飲み方を紹介します。

フレグランススタイル

フレグランスグラス

バランタイン17年の甘く華やかな香りを楽しめる飲み方が、フレグランススタイルです。

作り方
  1. ワイングラスにかち割り氷を3個程度いれます。
  2. バランタインを適量注ぎます。
  3. マドラーでグラスに霜がつくまでステアします。
  4. 完成。

ハイボール

ハイボール

バランタインをさっぱりと爽快に味わいたいという方は、ハイボールで飲むことをオススメします。

ウイスキーをあまり飲んだことのない方でも、しっかりとバランタインの味を堪能できるでしょう。

作り方
  1. グラスいっぱいに氷を入れます。
  2. ウイスキーを適量注ぎます。
  3. マドラーでしっかり混ぜ、ウイスキーを冷やします。
  4. ソーダを氷にあてないよう注ぎます。(ウイスキー1:ソーダ3~4)
  5. マドラーをタテに1回混ぜます。
  6. 完成。

まとめ

スコッチウイスキーを代表するバランタインには、スタンダードで手軽に楽しめるバランタインファイネストから、スコッチの最高峰と言われるバランタイン 30年まで、日本では8種類の製品がラインナップされています。

それぞれ個性的な味わいを香りが楽しめるので、機会があれば飲みくらべしてみてはいかがでしょうか。

スコッチウイスキー




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